事例

【文部科学省】
情報活用能力調査(小中学校)の結果について

小学校 中学校

取組の概要

実施者 文部科学省
対象学校種 小学校 中学校
実施年度
2013年
概要 <児童生徒の情報活用能力に関する傾向>
小学生について,整理された情報を読み取ることはできるが,複数のウェブページから目的に応じて,特定の情報を見つけ出し,関連付けることに課題がある。 また,情報を整理し,解釈することや受け手の状況に応じて情報発信することに課題がある。
中学生について,整理された情報を読み取ることはできるが,複数のウェブページから目的に応じて,特定の情報を見つけ出し,関連付けることに課題がある。 また,一覧表示された情報を整理・解釈することはできるが,複数ウェブページの情報を整理・解釈することや,受け手の状況に応じて情報発信することに課題がある。
<情報活用能力調査結果の上位の学校群の傾向>
(上位・下位の学校群とは,調査問題結果の平均得点の上位・下位10%の学校群を指す。)
上位の学校群の教員は,下位の学校群と比べ,次のような授業の実施頻度が高い傾向にある。
・児童生徒に自分の考えを表現させること
・児童生徒に情報を整理させること 
・児童生徒に情報手段の特性に応じた伝達及び円滑なコミュニケーションを行わせること
上位の学校群の児童生徒は,下位の学校群と比べ,学校で次のようなICT活用をしている頻度が高い傾向にある。
・情報を収集すること
・表やグラフを作成すること
・発表するためのスライドや資料を作成すること
【調査概要】
(1) 調査対象
小学校第5学年児童(116校 3343人)
中学校第2学年生徒(104校 3338人)
※層化2段クラスター(集落)抽出調査
(2) 調査時期
平成25年10月~平成26年1月
(3) 調査内容
情報活用能力の3つの観点について出題
(小学校60分、中学校68分で小問16問に解答)

問い合わせ先

初等中等教育局情報教育・外国語教育課

参考

情報活用能力調査(小中学校)の結果について
情報活用能力調査の実施について
情報活用能力育成のために

【文部科学省】
情報活用能力調査(小中学校)の結果について