事例

詩のイメージにあった旋律を作ろう

小学校

取組の概要

実施者 中野区立緑野小学校
対象学校種 小学校
実施年度
2016年
都道府県
東京都
教科
音楽
単元 学年:
第5学年

単元名:
・詩集から選んだ詩のイメージにあった旋律を作ろう

単元のねらい・単元目標:
・選択した旋律を創作し、議論しながら修正する部分を明らかにできる。
・議論結果を踏まえて、旋律を修正し、構想どおりの旋律に近づけていく。
・議論を通じて提案された新しいアイデアを組み込んでみる。
・楽曲(歌)を完成させる。

単元指導計画:
1時間目:リズム譜を書こう
*楽譜・音符とボーカロイド教育版入力の関係を学ぶ
2時間目:オリジナルのきらきら星を作ろう
*ボーカロイド教育版の操作を学ぶ
3時間目:詩集(「のはらうた」)から、旋律をつける詩を選ぼう。
4時間目:ワークシートに歌詞と曲想を書き込もう
*歌詞にあった曲想を構想し、可視化する。
曲想を完成させ、曲想に合った伴奏を選ぼう
*伴奏を選び、旋律の制作を開始する。
6時間目:メロディを作ろう(本時)
*旋律を制作する
7時間目:メロディを完成させ、曲を聴きあい、感想を述べ合おう。
*旋律を修正、完成させ発表する。

ICT環境
大型提示装置
学習者用コンピュータ
指導者用コンピュータ
利用場所
普通教室

内容

本時のねらい・本時の目標:

・前回、話し合って選択した伴奏に合った旋律を作る。
・何度も聞きなおしながら、構想したイメージに近い旋律を試行錯誤して作り上げていく。
・作った旋律を聴きながら、修正した点を議論して、明らかにすることができる。


プログラミングの概念:

順次、反復

本時の評価基準:

十分:議論を通じて、曲想および伴奏にあった旋律を作ることができる。また、詩のイメージに近づけるための修正ができる。
概ね:伴奏の構成音を使って曲想に合った旋律を作ることができる。
要努力:旋律を作ることが出来る(曲想に沿っていなかったり、不協和音がある)

本時の展開:




プログラミング教材:

・ボーカロイド教育版
・伴奏データ(ヤマハSESホームページからダウンロード)*必要に応じて


有料・無料:

有料


教材数:

2~3人に一台が望ましい。(活動形態により変更可能)


プログラミング教材に含まれる内容:

・サンプル伴奏音源
・指導案
・指導用スライド
・児童向けプリント



利用デバイス:

Windowsタブレット。Windowsパソコン。


事前準備:

・旋律をつけるための詩を選ぶ詩集(例:のはらうた)
・児童が制作したデータを保管するフォルダの準備
・予め児童たちに自由に操作させてみることも有効


児童の前提知識:

・キーボード入力
・電子ファイルの呼び出しや保存、ファイル名付与


学習活動形態:

グループ活動(操作説明等の場面では一斉授業もある)


外部人材の活用:

ICT支援員(ボーカロイド教育版の操作に習熟した者)1名


提供元:

ヤマハ株式会社


参考

ボーカロイド教育版操作等参考資料(PDF)
リズム記入表 記入例(PDF)
リズム記入表(PDF)

詩のイメージにあった旋律を作ろう