よくある質問

実物投影器の整備は必要ですか?

「学校におけるICT環境整備の在り方に関する有識者会議」の「最終まとめ」では普通教室(特別支援学級関係室等を含む)及び特別教室への常設(小学校及び特別支援学校)となっていますが,できれば,中学校,高等学校でも整備できると良いと思われます。ICT活用の基本は,「拡大提示」「焦点化」とも言われています。その操作が簡単に行えることで授業の効率化を図ることにつながります。

ある自治体で,小・中学校の全教室にプロジェクターを設置しましたが,実物投影器は小学校にしか設置しませんでした。活用状況は,やはり小学校の方が良かったようです。ところが,1つの中学校は,自校で計画的に実物投影器の整備をしていたので,すでに全教室に実物投影器が設置されていました。この学校のICTの活用状況は小学校と同じ位ほとんどの教員が毎日ICTを活用しています。実物投影器の整備はICT活用のハードルを下げる役割を果たしていると考えられます。

関連記事

実物投影器の整備は必要ですか?