よくある質問

校務支援システムがぜいたく品と思われます。

私はこの理解が進まない理由に大きく2つの側面があると思います。

1つめが「学校の教職員が何をしているかが,首長部局にわからないこと」

2つめが「学校の教職員は,(市の場合)市費職員ではないので,費用対効果が予算として目に見えないこと」です。
(例:残業代等人件費とシステム導入費というような比較ができない)

「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」への対応や,機微情報の流出により,住民の不信感を招かずに教育に専念できる環境を整えることが学校教育の質を高くすること,また学校は増える仕事はあっても,減ったり統合したりする仕事はなかなかないことなどについて管理職同士で話してもらい,詳しい話し合いをする前提をつくってもらいましょう。

ただし,導入された場合,一定のサイクルでシステム変更があることや,システムの機能制限でできることやできないこと,業務の方法が縛られることがあることは,学校現場にも早くから理解を得る努力をしましょう。

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