よくある質問

校務支援システムの導入研修はどうしたらいいですか?

必要感をもった時期に研修を行わないと,日ごろ使っていない機能の使い方は本当に使いたいときには忘れてしまうということはよく聞きます。

それぞれの業務を行う少し前に実データを時間の限り入力しながら研修を行うと,業務も進み,かつ座学の研修では思いつかなかったケースについて質問できるなど,効果が高いと思います。機能別マニュアルも「出席簿 欠席理由の選び方は?」「出席簿 遅刻と早退を同時に入れるには?」というようなトピックで作成して,困ったときに見るフォルダやイントラネット内のホームページなどに掲載することも効果的かと思います。

最近は一般的になりましたが,Excelシートに入力すれば貼り付けられる機能がある場合は,そのシートの特徴を伝えておくと,既存のデータが使えかつ機能に直接入力する方法をすべて覚えなくても業務に困ることがない,と安心して受講してもらえると思います。

校務支援システムの更新があった際には,データの引継ぎがされているか確認する作業があると思います。その確認と修正を兼ねてデータ移行結果を見ながら導入研修を行うこともいいでしょう。

研修時間はなかなか日ごろの業務の中でとることは難しいことでしょう。単なる操作説明にならない工夫が研修してよかったという実感につながると思います。校務支援システムの導入の目的は,紙とペンなどでは煩雑になることをデジタル化することで業務を効率化し,子どもと向き合う時間を増やすことです。何度もゴム印を押したり修正作業をしたりする時間がこれだけ効率化できる,ということも伝えていくとよいでしょう。

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