よくある質問

協働学習支援ツールについて,私の認識では2種類の捉え方があると思います。
一つは教員の目線で作られているものです。誰がどの学習シートにコメントをしたり,書き込んだりしたかが把握できるものや授業のどの段階で児童生徒の理解が深まったかを時系列で把握できるものです。これにより,教員は自らの授業を振り返り,交流の様子から本時の発問が適切であったか,理解の状況から学習活動が充実していたかを把握することができ,自らの授業改善につなげることができます。
もう一つは児童生徒の目線で作られているものです。タッチパネルでの操作が容易で,Webサイトへのアクセスや画像の貼付など簡単にできるように設定されています。表現する場面を考えて,学習シートが発表のスライドになり,スライドの順番を感覚的に変えられるものもあります。これはグループで発表スライドを作成する際に便利で,一人一人がスライドを作成し,共有機能でまとめることができます。
教育委員会や学校の目的に応じて検討してみてください。

協働学習支援ツールの種類が多くて決められません。