よくある質問

文章のイメージを持たせるために、ARコンテンツを使う例があります。ARコンテンツは教科書等の画像に動画を埋め込み、タブレット端末でスキャンすると保存してある動画を再生することができます。回答者の自治体では、こういった機能を小学校の低学年の授業で多く使っています。教科書には文章の表す情景が画像として掲載されているので、それを読み込んで関連した動画を流すように設定し、子どもの理解を助けます。作成するのは大変ですが、一度作成すれば、教科書が変更されるまで使うことができる教材になります。低学年では集中力が続かない、じっとしていることが難しい子どももいるため、授業内で適切に視覚的な活動を取り入れることで教育効果があがりますので、その時にも有効です。

令和元年度に採択のあった小学校各教科等の教科書では、QRコードを用いたARが多く利用されていますので、それを使うことから始めてもよいでしょう。

ほかにも、行事の様子や普段の学校生活の様子を様々な「たより」で家庭に紹介することが多くありますが、「たより」に掲載している図や画像に動画を埋め込むことで、より具体的に学校の様子を保護者に伝えることができます。運動会や学習発表会などは仕事で参観できない保護者も多いため、臨場感も同時に味わうことができ、喜んでもらえます。

AR(拡張現実)を導入しました。どのような活用例があるのか教えてください。