よくある質問

ICT支援員は必要ですか。

教員の多忙化解消は,学校現場における重要な課題の一つです。この実現のためにICT活用教育が注目されていますが,機器やソフトウェアの操作方法習得や授業での十分な活用がなされるためには専門的な知識を持った人のサポートが必要不可欠です。ICT活用に長けた同僚の教員に頼むこともできますが,「忙しそうでお願いできない。」「前回も教えてもらったので,同じことは聞きづらい。」という理由でそのままにしてしまい,やがて素晴らしい機能があっても利用されなくなることが多いです。ICT支援員を配置することで,教員は安心して何度も質問することができるようになり,整備したICT機器の稼働率が高くなります。

回答者の自治体の例ですが,ICT支援員を常勤で2名配置した中学校では,全クラスが10クラスにもかかわらず,ほぼ空き時間なく勤務しています。その自治体では,授業のアイデアを教員が出し,その実現方法をICT支援員が探るという流れが構築されており,教員の「よい授業をしたい」という思いを大切にしています。

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